J-PlatPatを使って特許・実用新案を検索してみる。特許の調べ方について
ここのところ、仮想通貨の相場ばかり書いていましたが、今日は特許・実用新案等を検索してみました。基本キーワード入れるだけなんですが、最低限必要な使い方についてまとめてみました。
こんにちは。瀬戸際の沼田です。
検索に用いたのは、独立行政法人 工業所有権情報・研修館が提供している、特許情報プラットフォームJ-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)を用いています。
特許・実用新案の検索方法
J-PlatPatにアクセスし、下記の検索窓にキーワードを入力するだけ。
基本これでいいのですが、この方法だと「公開公報」が表示されます。
公開公報とは
公開公報とは、出願後に特許されるために審査されたか・審査の結果許可されたかに関わらず出願から1年半後に公開されるものです。
特許されたものを探したい場合は、特許公報を見る必要があります。やり方は下記のように公開公報とほぼ同じようなやり方で検索をすることができます。
特許公報の検索方法
黄色で囲んだところにカーソルをもっていくと、プルダウンメニューが出てくるので、今回は特許のテキスト内容から検索をしてみます。
ここで、プルダウンメニューから2. 特許・実用新案テキスト検索を検索すると以下のような画面がでてくるので、特許公報 (特公・特許(B))のみにチェックを入れます。
あとはこれまでと同様に検索キーワードを入力するだけ。検索の結果、件数が1000件を超えると、表示できないのでその場合は以下のように年月日で絞り込むといいでしょう。
年月日の絞り込み方法(※20170705追記)
検索項目の二段目を「公開日」等にして、検索方式をANDとして年月日を入力して絞り込みます。
例えば、
20160101:
と入力すれば、2016年1月1日以降の検索ができます。
(入力形式はyyyymmdd形式で入力しないとエラーになります。)
それでは今日はこの辺で。
ちなみに特許情報プラットフォームは原則リンクフリーですが、利用上の注意にもあるようにリンクを張った場合は、情報・研修館 知財情報部(電話03-3581-1101(内線)2413またはメールPA0670@inpit.jpo.go.jp)まで連絡する必要があったりします。
今日より明日は改善するよう頑張っていきます(><)
【2017/07/05追記】
ブログ内での誤字や年月日の検索方法等が間違っていたので修正しました。